山間の町、林隠市に千年以上伝わる闇の儀式があった。
怒れる神を鎮めるため、巫女とされた女性を集を持って輪淫。
その結果、巫女が孕めば神は怒りを鎮め平和と豊穣が約束され、孕まなかった巫女は男性の精を満たした藁で簀巻きにされ生きたまま川に流されて神への生贄に。
そして現在もなお、儀式は歴史の闇に消えることなく林隠市唯一の学園の中で生き続け、秘密結社「りんかん倶楽部」としてその淫惨なる伝統が受け継がれていた。
町に息づく闇の歴史の執行人、田村素子のりんかん倶楽部の会長としての一日が始まろうとしていた。