
闇の存在・魑魅魍魎が跋扈する近未来・日本。
人魔の間で太古より守られてきた「互いに不干渉」という暗黙のルールは、
人が外道に堕してからは綻びを見せはじめ、
人魔結託した犯罪組織や企業が暗躍、時代は混沌へと凋落していった。
しかし正道を歩まんとする人々も無力ではない。
時の政府は人の身で「魔」に対抗できる“忍のもの”たちからなる集団を組織し、
人魔外道の悪に対抗したのだ。
人は彼らを「対魔忍」と呼んだ。
魔の勢力との死闘が続く中、若き対魔忍ゆきかぜは先輩対魔忍凜子と共に
行方不明となっているゆきかぜの母親、不知火救出の危険な任務に志願する。
しかし敵地奥深くに潜入し、しかも娼婦となって潜入せざる得ない状況から
対魔忍を統率するアサギから強く反対される。
だが、母を救いたいという意思は堅く凜子と共に潜入救出任務に抜擢される。
まだ処女だった二人は、ゆきかぜの幼馴染であり凜子の弟でもある達郎に
処女を捧げようとするが、その希望は叶わぬまま任務へと旅立つことに……。

協力者となる奴隷商人の案内で、魔界都市の娼館に捕縛されたという
設定で売られるゆきかぜと凜子。
そこで待っていたのは奴隷娼婦の契約……舌への刻印だった。
少しでも逆らえば、肉体に仕込まれたナノマシンが四肢を吹き飛ばすという
奴隷娼婦の契約に二人は境地に陥る。
四肢爆破の悪魔の契約から逃れるためには奴隷娼婦として金を稼ぎ
魔界都市で自由を得るしかないゆきかぜと凜子。
そのためには奴隷娼婦の資格を得て店で客を取り大金を稼ぐしか方法がない。
こうして淫らで屈辱的な調教訓練がはじまる……。
処女を惨めに散らし奴隷娼婦「見習い」生活が始まる。
自分たちの危機を知られれば任務中止となり、不知火救出が難しくなると考えた
ゆきかぜと凜子は「酒の相手をするホステスとして潜入している」と
嘘の報告をして惨めな現状を隠蔽してしまう。
何より達郎に知られたくなかったためだが、その事で二人はさらなる窮地に陥ることに。
絶体絶命の新生対魔忍たちに救いはあるのか!?