フルアキア皇国と150年にも渡り武力衝突を続けているセルトアナ国家連合の少将で、現連合国軍最前線指揮官。
元々は皇国の騎士院に属する家柄ながら、権力闘争に敗北し連合国に政治亡命をした経緯をもつアズリエル家の長子。
亡命後、連合国内での確かな地位を得たアズラエル家の秘蔵子でありその指揮力から「炎の突剣(フレイム・レイピア)」の異名を、同時に政治手腕から「連合の寵児」という二つ名も持つ。
かつて、上官の横領を暴いた功績により、連合国内での人気と共に議会での発言権を増す。
表向きは連合国議員の中で皇国との徹底抗戦を主張する主戦派に属するものの、アナスタシアと同様に影で和平の道を探っている。

